アンケート結果は、調査主体によって差が出る

安倍首相の靖国参拝支持率 調査主体によって差が出る(アメーバニュース)

 安倍首相の靖国参拝に言いたいことがないわけじゃないけど、ここで云々したいのは、「参拝」そのものではなく。アンケートの結果は調査主体によって差が出る、という話。考えてみれば当たり前のことなんですが、似たような問いの結果を並べて見る機会はなかなかないので、記録を兼ねて記事にしておこうと思いますミ^。^彡っ

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 リンク先の記事によると、
>>ヤフーニュースの「意識調査」では31日13時現在約42万8000票が投じられ、76.6%が「妥当」と回答し、23.4%が「妥当でない」と答えた。TBSが約3万人を対象に行った緊急調査では、68%が「いいんだ」と答え、「まずいんだ」は32%に。

 その一方、「インターネット国民投票」サイトの「ゼゼヒヒ」では、689票中、「支持する」が342票(49.6%)、「支持しない」(50.4%)と拮抗している。<<
 これをグラフ化してみると、結果の印象がどれくらい違うかがはっきりする。

 通常のアンケートでは、このうちのひとつの結果しか見せられない。そしてなんとなく、示された結果を信じてしまう人も多いだろう。けれど実際には、アンケートの調査主体(正確にはアンケートの対象母集団)によって、こんなに差は出るもの。さらにいえば、母集団を選べば、アンケートの結果を調査者の意図で「ある程度」左右することができる。……調査「結果」を不正操作しなくても。

 インターネットの発達で、ウェブでのアンケートは簡単になった。簡単ということは、「コストが安い」ということ。「コストが安い」ということは、たくさんできるということ。たくさん、目にするということ。

 このアンケート記事の、母集団に偏りはないか? それを意識していないと、「へぇ。みんなこう思っているのかぁ」なんて、流されてしまうかもしれないよミ^。^彡っ


※本記事は、統計について解っている方にとっては当然の内容ですが、解ってる方ばかりでもないので。
「当たり前のこと書いてやがる」
と思われた方はさらっとスルーでお願いします。